【体験談】投資初心者が1年間投資信託にチャレンジしてみました♪
上手に運用すればお金を効率的に増やしていける資産運用。
最近は、資産運用のなかでも投資初心者が始めやすい「投資信託」や「つみたてNISA」等に関する投稿をInstagramやTwitterなどのSNSやYouTubeで目にすることが多くなってきました。
「老後のお金が心配…」
「低金利時代が続いているのに銀行にお金を預けたままではなあ…」
「なんとか将来のためにお金を有効活用したい…」
など将来のお金に対する不安がある方は、中長期的に資産を運用していく「投資信託」に興味のある方も多いのではないでしょうか。
でも、「投資」と聞くとなんだか難しそうというイメージがありませんか。
私は「投資」に知識もなく、漠然とした不安があったので、なかなか行動に移せませんでした。
ところが1年前、ちょうどコロナショックで在宅ワークの仕事が減り、この先このまま仕事がなくなったらどうしようと不安になっていた時、井上はじめさんの『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由』という本を読む機会がありました。
井上はじめ 著『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由』
投資初心者で投資の知識が全くない私でもとても読みやすい本で、投資を始める方法、やり方について教えてくれているので、再現性ある内容で書かれた本だと思います。
この本を読んで、今まであった「株は危ない」「失敗するからやめとこう」という先入観がどんどん薄れ、「とりあえずやってみよう!」という気持ちになりました。
そして、あれだけ投資に対して不安で、「投資なんて私にはできない」と思っていたのに、2ヶ月後にはこの本を片手に投資をスタートさせていました。
少ない額ではありますが、私は2020年6月から投資信託に挑戦しています。
この本のなかでも井上さんがおすすめされている「投資信託」は、投資初心者でも比較的始めやすく、私は1年間投資信託に挑戦してみた結果、実際にお金が増えました。
お金が増えたことで、あれだけ食わず嫌いだった投資を今は挑戦してみてよかった!と思っています。
この記事では、
「投資ってなんか怖いけど本当にお金が増えるの?」
「投資信託したいけどどんな商品を買えばいいの?」
と悩んでいるあなたに、私のこの1年間の投資信託の経験から
- 投資信託とは
- なぜ投資信託を選んだのか
- 投資信託のリスク
- 投資信託を1年間してみた結果
などについてお話ししたいと思います。
投資信託してみた結果【1年間】
早速ですが、結果から…。
私は2020年6月から、在宅ワークの収入の0.5割分を毎月、投資信託に回してきました。
投資の仕方としては、ドル・コスト平均法です。
自動積立にしていますが、収入によっては投資ができない月も発生するので、毎月、自分で証券口座に入金するかたちをとっています。
そして、1年続けてきた結果、投資してきた金額をプラスにすることができました!
プラスになった金額は、だいたい1か月の投資額分(毎月の収入の0.5割分)です。
注:ドル・コスト平均法とは・・・毎月一定金額分ずつ買い付ける方法
冒頭で紹介した井上さんの本のなかでは、投資を始めて損益がプラス20%を超えたら、投資の成功体験を積むために一度売却してみようと書かれてあります。
なので、投資を始めてちょうど1年たった今月、損益がプラス21%になったので、本に書かれてあるとおり全額を売却し、成功体験を積みました。
売却して手元に入った精算額(取得税や地方税を差し引いた額)を元手にまたこれからも投資を続けていきます。
注:損益額には取得税と地方税の税金がかかります。
この1年間の投資信託でお金が増え、いったん解約(売却)できたので、井上さんの本のとおり投資初心者の私でも投資の成功体験を味わうことができました。
投資信託とは
投資信託を簡単に言うと、投資の専門家にお金を預けて運用してもらう金融商品のことです。
投資家から集めたお金を大きな資金としてひとつにまとめ、運用のプロ(ファンドマネジャー)が株式や債券、不動産などに運用してくれる商品です。
運用の成果はそれぞれの投資家の投資額に応じて分配されます。
ちなみに、運用の仕方にはアクティブ運用とインデックス運用があるのですが、私はSBI証券のインデックス投資を選びました。
アクティブ運用とインデックス運用の主な違いです。
アクティブ運用・・・・・高い利回りでハイリスク・ハイリターン型
インデックス運用・・・ 安定的な利回りでローリスク・ローリターン型
投資信託の手数料は?
投資信託の手数料は、
- 購入手数料:投資信託を購入する際の手数料(商品による)
- 信託報酬:投資信託の運用管理費用
- 信託財産留保額:投信信託を途中で換金する際の手数料
などがあります。
私が利用しているSBI証券は、インターネット取引の場合、これらの手数料が無料なので、窓口で購入するよりお得です。
投資信託のリスクとは?
銀行の預貯金とは違って、投資信託をはじめどんな投資商品でも元本割れのリスクがあります。
いくら運用のプロが運用してくれているといっても、運用がうまくいかなければ元本を下回ってしまう可能性があります。
なぜ投資信託を選んだのか
私が投資信託を選んだ理由は、冒頭にお話ししたとおり、井上さんの本を読んで投資を始めたからなのですが、そのほかにもこんな理由があります。
- 少ない金額から投資できるから
- 自分で常に値動きをチェックする必要がないから
- 長期的に安定して資産を増やしたいから
- 初心者でも始めやすいから
- 複数の銘柄に分散投資するため、ハイリスク・ハイリターンではないから
私が投資信託を選んだ理由のなかで一番大きかったのは、「常に値動きをチェックする必要がない」ということです。
金融商品のなかには常に自分で値動きをチェックし、買い付けるタイミングを自分で判断しなければならないものがあります。
投資信託なら運用のプロが私に代わって買い付けるタイミングを判断し、運用してくれるので、投資初心者の私には比較的安心です。
実際、この1年間、月に一度チェックをするぐらいで、ほとんどほったらかし投資でした(笑)。
なぜ「つみたてNISA」を選ばなかったのか
最後に1つ余談ですが、私が「つみたてNISA」を選ばない理由を少しお話しします。
「つみたてNISA」は非課税期間が2042年までと設けてあり、節税にはとてもありがたい制度なのですが、投資上限額が40万円と定められています。
なので、将来的に投資額を増やしていきたいと私は思っているので、投資上限に制限を設けたくないという思いから「つみたてNISA」を選択しませんでした。
また、「つみたてNISA」で扱っている商品は金融庁が厳選したものに限られているので、リスクを避けたい投資初心者にとっては安全に始めやすいのかもしれませんが、自分で商品を選びたいという人には選択肢の幅が狭まるという点もあります。
さいごに
上手に運用すればお金を効率的に増やしていける資産運用。
最近は、投資初心者が始めやすい「投資信託」や「つみたてNISA」等に関する投稿をSNSやYouTubeで目にすることが多くなってきました。
そうした投稿を見るたびに、私は投資について気になっていたもののなかなか行動に移していませんでしたが、投資の初心者の私でも井上さんの本をきっかけに投資信託を始めることができました。
まだ投資を始めてからたった1年ですが、お金が増えてきたので本当に投資信託を始めてよかったと思っています。
このまま続けて、コツコツとお金を増やしていきたいと思っています。
そして、あんなに投資に対して不安で「投資なんて私にはできない」と思っていたのに、投資信託を始めてみてからは、株のすごさと面白さを実感しています。
「投資ってなんか怖いけど本当にお金が増えるの?」
「投資信託したいけどどんな商品を買えばいいの?」
と投資に興味があるあなたに、この記事が少しでも参考になればうれしいです。
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